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古今和歌集164
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郭公のなきけるをききてよめる
   みつね

郭公 我とはなしに 卯の花の
うき世の中に なきわたるらむ

ほととぎすの鳴いていたのを聞いてよんだ歌。

ほととぎすが自分自身をも忘れてしまったかのように、
いやなこの世の中で鳴き渡っているようである。
by mteisi | 2010-11-12 07:32 | 古今和歌集


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