古今和歌集167
c0169176_04418.jpg

となりよりとこなつの花をこひにおこせたりければ、
をしみてこのうたをよみてつかはしける
   みつね

ちりをだに すゑじとぞ思ふ さきしより
いもとわがぬる とこ夏のはな

隣家からとこなつの花をもらいたいと使いをよこしたので、
惜しんでこの歌だけよんで与えた歌。

ほんのちょっとした塵をさえもつけまいと大切に思っているのである。
咲き始めてよりこのかた、とこなつの花は。
by mteisi | 2010-11-15 07:28 | 古今和歌集


<< 古今和歌集168      古今和歌集166 >>