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古今和歌集170
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秋立つ日うへのをのこども、かものかはらに
かわせうえうしけるともにまかりてよめる
   つらゆき

河風の すずしくもあるか うちよする
浪とともにや 秋は立つらむ

立秋の日に殿上人たちが、賀茂川の河原で散策したときに、
お供をして行って詠んだ歌。

さても河風の涼しいことよ。今日は立秋であるが、
波といっしょに秋は立っているのであろうか。
by mteisi | 2010-11-19 07:28 | 古今和歌集


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