古今和歌集177
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寛平の御時なぬかの夜、「うへにさぶらふをのこども歌たてまつれ」
とおほせられける時に人にかはりてよめる
   とものり

天河 あさせしら波 とどりつつ
わたりはてねば あけぞしにける

宇多天皇の御代に、七月七日の夜「殿上人たち和歌を献上せよ」と、
天皇が仰せられたときに殿上人に代わってよんだ歌。

天の川の浅瀬を知らなかったので、しら波の立っている所をたどりたどりして、
まだ渡りきらないうちに、夜があけてしまったことであるよ。
by mteisi | 2010-11-26 07:46 | 古今和歌集


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