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雀居粥茶会
濃霧のため西鉄電車がおくれるという、
思わぬことに出くわしながらも川内さんご夫妻と無事お茶の庵、
雀居にたどりつく。

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お迎えは小堀遠州の瀟洒な掛け軸。

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よく目にするものとは違って、
定家晩年の土佐日記などを意識したものだった。
徒然草の花はさかりにの一節が書かれており、
この小ささがなかなかいい。

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やはりお米を流し入れるこの一瞬は、いい。

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お粥のあとにいただいたのが花びら餅。
堀川牛蒡は錦市場から調達され、
西京味噌は京料理の美濃幸からの調達されたそうで、
京都の「道喜」と同じ大きさにたっぷりと作られていた。
根太さのある濃厚な味わいは、
これまで食べたものと随分違うものだった。
昆布の白湯とも相性がよかった。

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銅鑼の音を聞き打ち水に耳を立て、
にじりながら入っていく。

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ヅオーンという釜の響きに
身がひきしまる。

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ご亭主のお手前にこころは落ちつく。
いつか見た寛次郎の姿に似た白磁の茶碗、
湯がそそがれる。

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李朝中期の茶碗だという。初めて見る形だった。
とても豊かだ。

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江月の布袋の図。
こちらも爽やかな調子が清々とした韻が心地よい。
遠州と江月そして茶釜、どれも同じ時代だという。

満月のようなスポット抜けた一日だった。
by mteisi | 2010-12-23 19:31 | あそび


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