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古今和歌集212
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am7:03☆

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寛平の御時きさいの宮の歌合にうた
   藤原菅根朝臣(ひじわらのすがねのあそん)

秋風に こゑをほにあげて くる舟は
あまのとわたる かりにぞありける

寛平の御時の后宮の歌合に番われた歌。

秋風に吹かれ、声を帆のように高くはりあげて、
漕いでくる舟は、あの大空の海峡を渡る雁であったよ。
by mteisi | 2011-01-02 07:24 | 古今和歌集


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