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古今和歌集238
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am7:13☆
乳白色のたいらな空。
今日もオーヴがでている。

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寛平の御時蔵人所のをのこども、
さがのに花見むとてまかりたりける時かへるとて、
みな歌よみけるついでによめる
   平さらふむ

花にあかで なにかけるらむ をみなへし
おほかるのべに ねまなしものを

宇多天皇の御代に蔵人所の蔵人たちが、
嵯峨野に花見に出かけて行ったとき、もう帰ろうといって、
人々が歌を詠んだついでに詠んだ歌。

花を見に来てまだじゅうぶんに満足してないのに、
どうして帰るのであろうか。
美しいおみなえしがたくさん咲き乱れているこの野原で、
できることなら一夜寝てゆきたいものであるよ。
by mteisi | 2011-01-28 07:36 | 古今和歌集


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