古今和歌集255
c0169176_7201689.jpg
am7:12☆
白濁の平らな空。には写ってない。

c0169176_7202675.jpg


貞観の御時綾綺殿(りょうきでん)のまえに梅の木ありけり。
にしの方にさせりけるえだのもみぢはじめたりけるを、
うへにさぶらふをのこどものよみけるついでによおめる
   藤原かちおむ

おなじえをわきてこのはのうつろふは
西こそ秋のはじめなりけれ

清和天皇のみ代、綾綺殿の前に梅の木があったが、
西方にのびていた枝が紅葉しはじめたのを、
殿上人たちが詠んだついでに詠んだ歌。

おなじ一本の木から出た枝なのに、
とくに西の方に出た枝が紅葉するのは、
西こそ秋のはじまりであるからである。
by mteisi | 2011-02-14 07:33 | 古今和歌集


<< 古今和歌集256      八大山人 >>