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古今和歌集385
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am6:11☆
青い空にもくもくとした雲が。

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藤原のちかげがからもののつかひになが月のつごもりがたにまかりけるに、
うへのおのこどもさけたうびけるついでによめる
 ふぢはらのかねもち(兼茂)

もろともになきてとどめよ蛬(きりぎりす)
秋のわかれをしくやは(脱字)あらぬ

藤原後蔭が貿易船検閲の役として九月末日ごろ九州に下ったときに、
殿上人たちが餞別の酒宴を催した際に詠んだ歌。

われわれといっしょになって泣いて、出発するのをとどめてくれよ。
こおろぎよ、秋の別れは、惜しくはないのか、惜しいであろうに。
by mteisi | 2011-06-24 06:33 | 古今和歌集


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