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古今和歌集392
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am6:00☆
ボリュームのある雲の動き。透けて見える青い空。

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人の花山にまうできてゆふさりつかたかへりなむとしける時によめる
 僧正遍昭

ゆふぐれのまがきは山と見えななむ
よるはこえじとやどりとるべく

ある人が花山寺に参詣してきて夕方になるころ帰ってしまおうとしたときに詠んだ歌。

うす暗い夕暮れのとき垣根は山と見えてしまってほしいものである。
こんな山は夜は越えますまいとて、ここに宿をとるように。
by mteisi | 2011-07-01 06:21 | 古今和歌集


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