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古今和歌集439
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am6:09☆
薄いブルーグレーの空の色。

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朱雀院のおみなへしあわせの時に、
「をみなへし」といふいつもじをくのかしらにおきてよめる。
 つらゆき

をぐら山みねたちならしなくしかの
へにけむ秋をしる人ぞなき

朱雀院の女郎花合のときに、「をみなへし」という五文字を各句の初めに一字ずつおいてよんだ詠んだ歌。

小倉山の峰を歩きまわって鹿が鳴いているが、
今までに幾秋あのようにして過ごして来たのであろうか、
ずいぶん長いことであろうか、
知っている人もないことであるよ。
by mteisi | 2011-08-17 13:11 | 古今和歌集


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