右が鈴木さん。左があまねやの川口さん。
迫力ある指描きの大皿。
面白い形、黒釉が美しい。
時の流れを抱えながら。
勢いのある文様。
我が家にきた中皿達。
16年ぶりの鈴木さん、お変わりなく元気そうだった。それでも腰の調子がよくなくて大皿の轆轤を引くのがつらいそうだ。
黒釉の器が目に入ってきて、皿の他に湯飲みとどんぶり(大振りの茶碗)を求めてきた。
地に足を着けたのんびりとした仕事は、ゆったりとした気分を楽しませてくれそうだ。
自分らしさを無理に追求するのではなく、器の歴史を味わいながら、使ってもらう喜びとともに作る喜びを追いかけることで、個性が育ったというような仕事だと思う。