甲骨臨書
全体像
部分
甲骨文字を写してみた。
文字の歴史はここから始まった。
漢の許愼による語源解釈「説文解字」は
2000年のあいだ文字を考える拠り所だった。
その間多くの人が語源解釈を試みてきた。
しかし許愼を超えるものはなかった。
そして白川静の字源解釈「字統」が生まれた。
口をサイと呼び
祝詞を入れる器であると
新説をうち立てた。
当初反論する学者も多くいたが
論破する力は持っていなかった。
白川静の字源解釈とどう向き合うかが
新しい書の流れを作るか
従来を踏襲するまま
流れていくかの
狭間になろう。
「字統」を武器に
新しい書を開拓しよう。
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