古今和歌集589
c0169176_7213783.jpg
am7:10
どんよりと雲がおおっている。光が見えない。

c0169176_721333.jpg


やよひばかりに、物のとうびける人のもとに、
又人まかりつつせうそこすとききて、つかはしける

露ならぬ心を花におきそめて
風吹くごとの物思ひぞつく

三月ごろ、私に親しく話をしていた女性のもとに、
また他の男が出かけて行って話をしていると聞いて贈った歌。

はかない露でもない私の心を花(あなた)の上に置きはじめて、
風が吹き揺り動かすごとに、散りはせぬかと、
心配のたえないことであるよ。
by mteisi | 2012-01-14 07:23 | 古今和歌集


<< 風      老子第七章 >>