老子第十四章
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第十四章
視之不見、名曰夷。聽之不得、名曰希。搏之不得、名曰微。此三者不可致詰、故混而爲一。

之を視れども見えず。名づけて微と曰(い)う。
之を聴けども聞こえず、名づけて希と曰う。
之を搏(さす)れども得ず、名づけて夷と曰う。
此の三者は致詰(ちきつ)可からず、
故に混じて一と為す。

目を凝らしても見えないもの、それを微という。耳を澄ましても聞こえないもの、それを希という。撫でさすっても捉えられないもの、それを夷という。この三者は、突きつめることができない。だから混ぜ合わせて一にしておく。

これも原文と読み下しが異なっている。
定本以外の資料からこれが適当であるとの訳者の判断。
私達は見えない、聞こえない、触れないものがあることを、
たぶん知っているのだろうが、無視してしまう。
目に見える結果に右往左往してしまい、
永続性の充実感を味あうことが難しい。
そして、
執古之道、以御今之有。能知古始、是謂道紀。
古の道に学ぶものがある。その道をしっかり学ぼうといっている。
by mteisi | 2012-01-21 07:16 | 老子


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