老子第四十六章
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天下有道、卻走馬以糞。天下無道、戎馬生於郊。
罪莫大於欲得、咎莫大於欲得、禍莫大於不知足。
故知足之足、常足矣。

天下に道有らば、走馬を却けて以て糞す。
天下に道無からば、戎馬郊に生む。
罪は欲す可きより大なるは莫く、
咎は得んと欲するより大なるは莫く、
禍は足るを知らざるより大なるは莫し。
故に足を知るの足は、常に足る。

世の中に道が行われていつならば、
走馬は払い下げられて農耕につかわれる。
世の中に道が行われているならば、
軍馬は郊外で仔を産む。
欲望が多いことよりも大きい罪悪はなく、
何かを手に入れようとするより大きな華濕はなく、
満足を知らないことよりも大きな災禍はない。
そこで、満足を知って満足をすることは、
永遠に満足することなのだ。

ここでも知足がでてくる。
禅のルーツなんだ。
by mteisi | 2012-02-22 06:50 | 老子


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