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老子第七十一章
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知不知上、不知知病。
不唯病病、是以不病、以其病病、是以不病。

知りて知らずとするは上なり。
知らずして知るとするは病(へい)なり。
聖人の病あらざるは、其の病を病とするを以てなり。
夫れ唯だ病を病とす、是を以て病あらず。

知っていても知らないと思うのが最上である。
知らないのに知っていると思うのは欠点である。
聖人に欠点がないのは、
欠点を欠点とするからである。
そもそも、欠点を欠点とするからこそ、
それだからこそ欠点がないのだ。

知っていることはほんのわずかなことなんだけど、
しっかり主張したいのが凡人たる所以か。
向きにならずになんてとっても難しい。
by mteisi | 2012-03-18 06:33 | 老子


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