人気ブログランキング | 話題のタグを見る
古今和歌集661
古今和歌集661_c0169176_6455963.jpg
am6:30
雲がいっぱいでうしろに青い空。

古今和歌集661_c0169176_6455622.jpg


寛平の御時きさいの宮の歌合のうた
 きのとものり

紅の色にはいでじかくれぬの
したにかよひてこひはしぬとも

寛平の御時の后宮の歌合わせに番(つか)われた歌。
(紅あざやかなように)私はひとめにたつようなことはいたしますまい。
(外から見えなくなっている沼の水が流れるように)
たとえ思いを胸にひめて、恋いこがれて死のうとも。
by mteisi | 2012-03-26 06:48 | 古今和歌集


<< 田      老子第七十九章 >>