
持宴応詔
従四位下播磨守大石王
淑気浮高閣 梅花灼景春 叡睠留金堤 神沢施群臣
琴瑟設仙■ 文酒啓水浜 叨奉無限寿 倶頌皇恩均 ■は竹冠に御でギョ
宴に持す詔に応ず
淑気高閣に浮び 梅花景春に灼く 叡睠金堤に留まり 神沢群臣に施す
琴瑟仙■に設け 文酒水浜に啓く 叨りに無限の寿を奉り 皇恩の均しきを頌す
春の和やかな大気は高閣をとりまき、梅の花はこのよき春に咲匂っている。天子は御苑のの堤にお立ちになり、お恵みを群臣に与えなさっている。御苑の囲みの仲で琴や瑟をかなで、水辺に出られて詩文の宴を開かれる。われわれ臣下は恐れ多くも無限の寿を祝い、ともに天子の恩情の広いことを頌し申しあげる。