王維
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雜詩
 王維

已見寒梅發 復聞啼鳥聲 愁心視春草 畏向階前生

雜詩 ざつし
 王維 おうい

已に寒梅の發くを見 復啼鳥の聲を聞く 愁心春草を視る 階前に向って生ぜんことを畏る

もう寒さをしのいで梅が咲くのもみたし、春の鳥のさえずりみ聞いた。おもおもいにしずんで、じっと草の芽生えをみつめている。あの草がだんだん階の前に生えひろがってきはしないかと気にかかる。(待つ人も帰らず、わたしも家にひきこもったまま、そこを踏んで通る人もいないので。)
by mteisi | 2013-06-17 07:45 | 唐詩選五絶


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