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令狐楚
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思君恩
 令狐楚

小苑鶯歌歇 長門蝶舞多 眼看春又去 翠輦不曾過

思君恩 しくんおん
 令狐楚 れいこそ

小苑鶯歌歇み 長門蝶舞多し 眼のあたり看る春又去るを 翠輦曾って過らず

小さいみそので鶯の歌う声もやんで、この長門宮のあたりには蝴蝶がたくさん舞っている。ことしも、みるみるうちに春が過ぎてゆく。みかどのみ車は、あれから一度もおいでになったことがない。
by mteisi | 2013-08-01 07:10 | 唐詩選五絶


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