無名氏
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伊州歌
 無名氏

聞道黄花戍 頻年不解兵 可憐閨裏月 偏照漢家營

伊州の歌
 無名氏 むめいし

聞くならく黄花の戍 頻年兵を解かずと 憐む可し閨裏の月 偏に照らす漢家の營

うわさに聞けば、黄花の戍(とりで)では、来る年も来る年も兵隊を駐屯させたままで、引き上げることができないという。ああ、わたしのねやにさしこむ月は、あの人がいる遠い遠い邊地の陣営を夜ごとに照らしているには相違ないのだけれど。
by mteisi | 2013-08-11 07:42 | 唐詩選五絶


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