劉廷琦
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銅雀臺
 劉廷琦

銅臺宮觀委灰塵 魏主園陵漳水濱 卽今西望猶堪思 況復當時歌舞人

銅雀臺 どうじやくだい
 劉廷琦 りゆうていき

銅臺の宮觀灰塵に委す 魏主の園陵漳水の濱 卽今西望猶思ふに堪へたり 況んや復當時歌舞の人

銅雀臺の豪奢をきわめた宮殿楼閣も、ただ灰や塵がのこっているばかり。魏の武帝の陵墓のあとは、漳河のほとりに残っている。いま、町から西にむかって、そのあたりを眺めるだけでも、悲しいおもいで胸がふさがってくる。まして當時、銅雀臺の上から武帝の遺命にしたがって西方の陵墓を望んで、生前お好きだった歌舞をしてごらんにいれた宮女たちのおもいはどんなであったろうか。
by mteisi | 2013-08-19 16:03 | 唐詩選七絶


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