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王昌齢
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盧渓別人
 王昌齢

武陵溪口駐扁舟 溪水随君向北流 行到荊門上三峡 莫將孤月對猿愁

盧溪にて人に別る
 王昌齢 おうしようれい

武陵溪口扁舟を駐む 溪水君に随って北に向って流る 行いて荊門に到って三峡を上らば 孤月を將って猿愁に對すること莫れ

武陵の盧溪の出口のところで小舟をとめて別れを惜しんだ。谷川の水は、君の行く北の方へ向かって流れてゆく。そのうち荊門のあたりに行って、それから三峡の流れをさかのぼってゆくことになるが、あそこでさびしい一輪の月を眺めながら悲しい猿のなき声を聴いてはいけない。それは腸のちぎれるような憂愁におちいってしまうだろうから。
by mteisi | 2013-09-25 07:44 | 唐詩選七絶


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