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岑參
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虢州後帝送李判官使赴晋絳得秋字
 岑參

西原驛路挂城頭 客散江亭雨未休 君去試看汾水上 白雲猶似漢時秋

虢州の後帝にて李判官の使して晋絳に赴くを送る秋の字を得たり
 岑參 しんしん

西原の驛路城頭に挂る 客散じて江亭雨未だ休まず 君去って試みに看よ汾水の上 白雲は猶似ん漢時の秋

虢州の西の原を行く街道は、一歩一歩次第に地盤が高くなって山道になるので、まるで城壁の上にかかって見える。この送別会に集まった客も散っていって、川ぞいの亭にはふりしきる雨がまだやまない。君はこれから行かれるさきで、汾水のほとりを通られたら、よく気をつけてごらんなさい。おそらく秋風に吹かれて飛ぶ白い雲だけは昔の漢の武帝のときと変わらないことだろう。「秋風起こって白雲飛び、草木黄ばみ落ちて雁南に歸る」という、あの「秋風の辭」を思いうかべながら。
by mteisi | 2013-10-26 08:01 | 唐詩選七絶


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