李端
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送劉侍郎
 李端

幾人同入謝宜城 未及酬思隔死生 唯有夜猿知客恨 驛陽渓路第三聲

劉侍郎を送る
 李端

幾人か同じく入る謝宜城 未だ恩を酬ゆるに及ばず死生を隔つ 唯夜猿の客恨を知る有り 驛陽の渓路第三聲

幾人かあの宜州太守の幕下に入ってその知遇をうけた。まだその恩に酬いることができないうちに、太守は亡くなられた。あなたも昔幕下のお一人だったので感慨もひとしおのことと思う。これから出かけられるあなたの旅の愁いを知るものは途中で夜鳴く猿だけだろう。驛山の南の淋しい谷川ぞいの道をとおりかかられるころ、その猿の特に悲しい三聲目の叫びを聞かれたら、あなたは腸ちぎれる思いをされることだろう。
by mteisi | 2013-12-07 07:49 | 唐詩選七絶


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