賈島
c0169176_7473920.jpg

度桑乾
 賈島

客舍并州已十霜 歸心日夜憶咸陽 無端更渡桑乾水 卻望并州是故郷

桑乾を度る
 賈島

客舍并州已に十霜 歸心日夜咸陽を憶ふ 端無く更に桑乾の水を渡りて 卻って并州を望めば是れ故郷

并州の旅寓がすでに十年のもなった。昼も夜も都へ帰りたい気持ちでいっぱいだった。ところが、今ふくりなくも、さらに北へ旅だって桑乾河を渡ることになった。そこでふりかえって、これまでいた并州の方を眺めやると、なんとなくそれが実の故郷でもあるような気がして、うしろ髪ひかれるおもいだった。
by mteisi | 2014-01-07 07:58 | 唐詩選七絶


<< 山家集262263264      占 >>