崔魯
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華清宮
 崔魯

草遮囘磴絶鳴鑾 雲樹深深碧殿寒 明月自來還自去 更無人倚闌干

華清宮
 崔魯

草は囘磴を遮って鳴鑾を絶つ 雲樹深深として碧殿寒し 明月自ら來り還自ら去る 更に人の闌干に倚る無し

草が生いはびこって、めぐりめぐった石段をふさぎ、天子のおいでの折の御車の鈴の音も絶えはてた。雲のたちこめた木々が茂りあい、青く塗った御殿がさむざむとしずまりかえっている。明月がひとでにやってきて、またひとりでに去ってゆくが、もはや玉のおばしまによりかかる人の姿はない。
by mteisi | 2014-01-19 07:47 | 唐詩選七絶


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