韋荘
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古別離
 韋荘

晴煙漠漠柳毿毿 不那離情酒半酣 更把玉鞭雲外指 斷腸春色在江南

古別離
 韋荘

晴煙漠漠として柳毿毿 離情を那ともせず酒半酣なり 更に玉鞭に把って雲外を指す 斷腸の春色江南に在り

晴れた日にほのぼのと靄が立ちこめ、そだれ柳ふさふさと垂れている。別離の情が胸にこみあげてくるのをどうすることもできない。酒はまだほろ酔い加減のまだるっこさ。さて改まって玉の鞭をとって、雲のかなたを指し、あちらへ行くのだという身振りする。そこには腸がちぎれるような悩ましい春の色が、江南の天地にいきづいている。
by mteisi | 2014-01-20 08:08 | 唐詩選七絶


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