李建勳
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宮詞
 李建勳

宮門長閉舞衣閒 略識君王鬢已班 卻羨落花春不管 御溝流得到人間

宮詞
 李建勳

宮門長くて閉ぢて舞衣閒なり 略識る君王の鬢已に班なるを 卻って羨む落花春管せず 御溝流れ得て人間に到る

宮殿の門は閉めきりになって、舞の衣も不用なので取り出すこともない。みかどのお鬢にも、もう白いものがまじっておわすだろうと、だいだいお察しができる。むしろ羨ましいのは、散りゆく花で、春はかまってくれようともしないから、御溝の水のままに身をまかでて自由な世間に流れて行けるではないか。
by mteisi | 2014-01-21 07:30 | 唐詩選七絶


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