無名氏
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初過漢江
 無名氏

襄陽好向峴亭看 人物蕭條屬歳闌 爲報習家多置酒 夜來風雪過江寒

初めて漢江を過ぐ
 無名氏

襄陽好し峴亭に向って看るに 人物蕭條として歳闌に屬す 爲に報ぜよ習家多く置酒せよと 夜來の風雪江を過ぎて寒し

襄陽は、なんといっても峴山亭あたりに出向いて眺めるのが一番だ。とはいうものの、昔はえらい人間がいたという話しを聞くが、今はひっそりして人の姿も少なく、また節物も冬枯れでとりたてて珍しいものもありそうにない。むかし山簡が遊んだという習氏の家に、どうぞ酒をたくさん用意して待つようにと知らせてくれ。昨夜の風雪のなかを、漢江を渡って、寒くてやり切れないから。
by mteisi | 2014-01-26 08:19 | 唐詩選七絶


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