陸游
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懷舊

 陸游

狼煙不擧羽書稀 幕府相從日打圍 最憶定軍山下路 亂飄紅葉滿戎衣


懷舊

 陸游

狼煙擧らず羽書稀なり 幕府相從うて日々に打圍す 最も憶ふ定軍山下の路 亂飄する紅葉戎衣に滿ちしを


のろしの煙もあがらず、火急の使者到着することも、ほとんどない。平穏無事なままに幕府の人々は、毎日連れだって、巻狩りを楽しんだものであった。ことに思い出されるのは、定軍山のふもとの道である。そこでは乱れ散る紅葉が、軍服の袖にひうところにも満ちあふれるほど、降りかかるのであった。


by mteisi | 2014-03-08 08:10 | 唐詩選七絶


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