陸游
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 陸游

糴米歸遲午未炊 家人竊閔乃翁飢 不知弄筆東窓下 正和淵明乞食詩


 陸游

米を糴うて歸ること遲く午未だ炊かず 家人竊かに閔れむ乃翁飢ゑんと 知らず筆東窓の下に弄び 正に淵明が食を乞ふ詩に和するを


米を買いに出した者の帰りが遅く、午になってもまだ炊事ができない。家人たちは、おとうさんはおなかがすいてだろうなどと、かげでこそこそ同情してくれている。だが、あの連中にはわかるまい。私は東側の窓の下で、いたずら書きの筆をとり、いましも陶淵明の「食を乞う」という詩に唱和する一首を作っているところなのさ。


by mteisi | 2014-03-21 08:26 | 唐詩選七絶


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