蘇東坡
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南堂

 蘇東坡

掃地焚香閉閣眠 簟紋如水帳如烟 客來夢覺知何處 挂起西窗浪接天


南堂

 蘇東坡

地を掃ひ香を焚き閣を閉じて眠る 簟紋水の如く帳は烟の如し 客來りて夢覺め知んぬ何れの處ぞ 西窗を挂起すれば浪天に接す


床を掃き清め、香を焚き、室を閉めきって昼寝する。竹むしろはさざなみの立つ水面さながらに滑かで、カーテンは煙とまがうまでに細やかである。客のおとのう声に夢破られた瞬間、はて、自分がどこにいるのかわからない。西の窓をかかげて見ると、大江の浪が遠く空のかなたにまでつづいている。


by mteisi | 2014-06-06 08:27 | 七絶


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