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漁夫 四首其三
蘇東坡
漁父醒春江午 夢斷落花飛絮 酒醒還酔酔還醒 一笑人閒古今
漁父は醒む春江の午 夢斷えて落花飛絮 酒醒めて還た酔ひ酔ひ還た醒む 一笑す人閒の古今
目を覚ました漁夫。春の江のひるさがり。夢路断えてみれば散る花と飛ぶ柳絮の中。目覚めてはまどろみ、まどろんではなた目覚める。人間世界の今昔なんど、思うだけでもおかしくなる。
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