蘇東坡
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楊公濟奉議の梅花に次韻す

 蘇東坡

梅梢春色弄微和 作意南枝剪刻多 月黑林間逢縞袂 覇陵酔尉誤誰何


次韻楊公濟奉議梅花

 蘇東坡

梅梢の春色微和を弄す 作意南枝剪刻多し 月黑くして林間縞袂に逢ふ 覇陵の酔尉誤って誰何す


梅のこずえにほのかな春ののどけさが、たわむれている。南向きの枝にはことさらに心をこめて彫り上げられた美しさが目だつ。黒い月のかかるうす暗い梅林で、白ぎぬをうちまとった梅花の精に出逢い、一夜を楽しんで帰るさには、酒に酔った覇陵の尉に誰何されることであろう。


by mteisi | 2014-06-21 08:20 | 七絶


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