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虞世南
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 虞世南

垂緌飮清露 流響出疎桐 居高聲自遠 非是藉秋風


 虞世南

垂緌して清露を飮み 流響疎桐を出づ 高きに居て聲自ら遠し 是れ秋風を藉るに非ず


冠の紐をたらして爽やかな水を飲み、流れを聞きながら羽の落ちた桐の林を過ぎていった。高いところ蝉の声は遠くまで響く。秋風にのってとどいてているわけではない。


by mteisi | 2014-07-16 07:47 | 五絶


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