萬葉集5
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幸讃岐國安益郡之時軍王見山作歌

霞立 長春日乃 晩家流 和豆肝之良受 村肝乃 心乎痛見 奴要子鳥 卜歎居者 珠手次 懸乃宜久 遠神 吾大王乃 行幸能 山越風乃 獨座 吾衣手尒 朝夕尒 還比奴礼婆 大夫登 念有我母 草枕 客尒之有者 思遣 鶴寸乎白土 網能浦之 海處女等之 燒塩乃 念曾所燒 吾下情

霞立つ 長き春日の 暮れにける わづきも知らず むら肝の 心をいたみ  ぬえこ鳥 うらなき居れば 玉たすき かけのよろしく 遠つ神 吾が大君の 行幸の山越す風の 独居る 吾がころもでに 朝夕に かへらひぬれば ますらをと 思へる我も 草枕 旅にしあれば 思ひやる たづきを知らに 網の浦の あまをとめらが やく盬の 思ひぞやくる 吾が下こころ
by mteisi | 2015-07-08 08:19 | 萬葉集


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