荘子3
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且夫水之積也不厚、則其負大舟也無力、覆杯水於坳堂之上、則芥爲之舟、置杯焉則膠、水淺而舟大也、

且夫れ水の積むや厚からざれば、則ち其の大舟を負(の・載)するや力なし。杯水を坳堂の上に覆(くつがえ)せば、則ち芥(かい)これが舟と爲らんも、杯を焉に置かば則ち膠[着]せん。水淺くして舟大なればなり。

そもそも水のたまりが十分深くなければ、そこに大きな舟を浮かべるのには堪えられない。杯の水をでこぼこのある床の上にくつがえすと、小さい草切れならそのたまり水の舟ともなろうが、そこに杯を置くと底が床についてしまう。たまり水は浅いのに舟は大きいからである。
by mteisi | 2015-09-10 07:22 | 荘子


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