荘子11
c0169176_6504688.jpg

一之五之二
彼其於世未數數然也、雖然猶有未樹也、夫列子御風而行、泠然善也、旬有五日而後反、彼於致福者未數數然也、

彼れ其の世に於けるや未だ數數然(さくさくぜん)たらず、然りと雖ども猶お未だ樹(た)らざるものあるなり。夫れ列子は風に御して行き、泠然として善し。旬有五日にして而る後に反る。彼れ福を致す者に於いて未だ數數然たらず。

彼は世俗のことについてあくせくと求めることはしない。けれどもまだ安定しないところがある。そもそも列子は風にうち乗ってかけめぐり、軽やかですばらしい。十五日がたって[風が変わると]はじめて戻ってくる。彼は福(さいわい)をもたらすものについてもあくせくと求めることはしない。
by mteisi | 2015-09-18 06:51 | 荘子


<< 且      朝歌9月17日 >>