荘子40
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二之四
非彼無我、非我無所取、昰亦近矣、而不知其所爲使、若有眞宰、而特不得其■(目关)、可行已信、而不見其形、有情而無形、

彼に非ざれば我なく、我に非ざれば取る所なし。昰れ亦た近し、而も其の爲使する所知らず、眞宰ある若きも、而も其のあとを得ず、行なう可已(ところはなは)だ信なるも、而も其の形を見ず、情あれども形なし。

[いったい]相手がなければ自分をいうものもなく、自分がなければ心も現れようがない。これこそが真実に近いのだ。それでいて、何がそのようなさまざまな状態を起こさせるのかは分からない。眞宰ー眞の主宰者ーがいるようでもあるが、その形跡は得られない。作用(はたらき)の結果は確かであるが、そうさせたいものの形は見えない。その形跡は得られない。作用の結果は確かであるが、そうさせたものの形は見えない。実質はあるが姿形はないのである。
by mteisi | 2015-10-18 06:52 | 荘子


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