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反歌二首
久堅乃 天見如久 仰見之 皇子乃御門之 荒巻惜毛
ひさかたの 天見る如く 仰ぎ見し 御子の御門の 荒れまくも惜しも
茜■(夾刂) 日者雖照有 烏玉之 夜渡月之 隠良久惜毛
あかねさす 日は照らせれど ぬば玉の 夜渡る月の かくらく惜しも
澤瀉久孝著「万葉集注釈」2より
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