萬葉集159
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吉備津采死時柿本朝臣人麻呂作歌一首 并短歌
秋山 下部留妹 奈用竹乃 騰遠依子等者 何方尒 念居可 杼紲之 長命乎 露己曾婆 朝尒置而 夕者 清等言 霧己曾婆 夕立而 明者 失等言 梓弓 音聞吾母 髣髴見之 事悔敷於 布杼乃 手枕纏而 劔刀 身二副寐價牟 若草 其嬬子者 不怜弥可 念而寐良武 悔弥可 念戀良武 時不在 過去子等我 朝露乃如也 夕霧乃如也
秋山の したへる妹 なよ竹の とをよる子らは いかさまに 思ひ居れか 杼縄の 長き命を 露こそは 朝に置きて 夕は 消ゆといへ 霧こそは 夕に立ちて 朝は 失すといへ 梓弓 音聞く吾も おほに見し 事悔しきを しきたへの 手枕まきて 劔大刀 身にそへねけむ 若草の その夫(つま)の子は さぶしみか 思ひ寝らむ 悔しみか 思ひ戀ふらむ 時ならず 過ぎにし子らが 朝露のごと 夕霧のごと
by mteisi | 2015-12-19 07:55 | 萬葉集


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