荘子132
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二之九
以禮飲酒者、始乎治、常卒乎亂、泰至則多奇樂、凡事亦然、始乎諸、常卒乎鄙、其作始也簡、其將畢也必巨、

礼を以て酒を飲む者は、治に始まりて常に乱に卒(おわ)る。泰だ至れば則ち奇楽多し。凡そ事も亦た然り。諸(みやびやか)に始まりて常に鄙(いや)しきに卒(おわ)る。其の始めを作すや簡にして、其の将に畢(おわ)らんとするや必ず巨なり。

礼の作法に従って酒を飲むものは、はじめは慎んでいますが、終わりにはきっと乱れることになり、極端までいくとそんでもない快楽をむさぼることにもなります。すべてのもの事はみなそうしたものです。上品にはじまったことでも、終わりには必ず下品になります。そのしはじめがいいかげんでは、その終わりごろには必ずとほうもないことになるものです。『使者としても、ここのところに気をつけるのが大切でしょう。
by mteisi | 2016-01-20 08:01 | 荘子


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