荘子133
c0169176_7521661.jpg

二之十
夫言者風波也、行者實喪也、風波易以動、實喪易以危 故忿設无由巧言偏辭、獣死不擇言、氣息茀然、於是並生心厲、剋核太至、

夫れ言とは風波なり。行とは実喪なり。風波は以て動き易く、実喪は以て危うくなり易し。故に忿の設くるは巧言偏辞に由ることなし。獣の死するときは音を択ばず、気息茀然たり。是に於いて並びに心厲を生ず。剋核太(はなは)だ至れば、

 いったいことばというものは風や波のようなものです。行為というものも[うまくいったりいかなかったりという]得失をともなうものです。風や波はゆれ動いて変わりやすいものですし、得失のあることは危険におちいりやすいことです。だから、人の怒りをまねくのは、何も飾りたてた見えすいたきげんとりのことばに限ったことではありません。獣が[おいつめられて]死にそうになったときは、鳴き声にかまうことのできずに、息づかいもあらくなって、こそでみなすさまじい心を起こすものですが、[人も同じことで]あまりにもきびしくしめつけられると、
by mteisi | 2016-01-21 07:52 | 荘子


<< 相      朝歌1月20日 >>