荘子157
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七之二
上有大役、則支離以有常疾不受功、上與病者粟、則受三鍾與十束薪、夫支離其形者、猶足以養其身、終其天年、又況支離徳者乎、

上に大役あれば、則ち支離は常疾あるを以て功を受けず、上、病者は粟を与うれば、則ち三鍾と十束の薪とを受く。夫れ其の形を支離にする者すら、猶お以て其の身を養い、其の天年を終うるに足る。又た況んや其の徳を支離にする者をや。

お上で大きな土木事業があ[って人夫を徴発す]るときも、支離はいつも病気があるということで、仕事の割り当てを受けない。それでいて、お上で病人に穀物を施すときには、三鍾の穀物と十束の薪をちょうだいする。そもそも[この支離疏のように]肉体が人並みに完全でない者でさえ、[世間の害をうけないで]その身を養って自然の寿命を全うすることができるのだ。まして、その心の徳を人並みでない片輪にした者は、なおさらのこと[とらわれなく自由に過ごせる]であろう。
by mteisi | 2016-02-14 07:59 | 荘子


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