萬葉集219
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山部宿祢赤人望不盡山歌一首 并短歌
天地之 分時從 神佐備手 高貴寸 駿河有 布土能高嶺乎 天原 振放身者 度日乃 陰毛隱比 照月乃 光毛不見 白雲毋 伊去波伐加利 時自久曾 雪者落家留 語告 言繼將徃 不盡能高嶺者

天地の わかれし時ゆ 神さびて 高く貴き 駿河なる ふじの高嶺を 天の原 ふり放(さ)け見れば 渡る日の 影もかくらひ 照る月の 光も見えず 白雲も い行きはばかり 時じくぞ 雪はふりける 語りつぎ 云ひつぎ行かむ 不盡の高嶺は

澤瀉久孝著「万葉集注釈」3より
by mteisi | 2016-02-17 08:19 | 萬葉集


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