荘子193
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四之十一
何謂徳不形、曰、平者水停之盛也、其可以爲法也、内保之而外不蕩也、 徳者成和之脩也、徳不形者物不能離也、

何をか徳形(あら)われずと謂うと。曰く平らなる者は水の停まりの盛なり。其れ以て法と為すべし。内にこれを保ちて外に蕩(うご)かざればなり。徳なる者は成和の修なり。徳の形われざる者は物離るること能わざるなりと。

 「心の徳が外にあらわれないとは、どういうことだろう。」「平衡というのは、水の静止しきった状態です。これこそ、模範にできるものでしょう。[水の力を]内に深くたたえて、表面にあらわさないからです。徳というものは、完全な心の平静を得てととのったものです。その心徳が外にあらわれない者には、万物が[慕い集まって]離れることができないものです。
by mteisi | 2016-03-19 07:33 | 荘子


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