萬葉集276
c0169176_7423451.jpg

挽歌

上宮聖徳皇子出遊竹原井之時見龍田山死人悲傷御歌一首
家有者 妹之手將纏 草枕 客尒臥有 此旅人■(忄可)怜
家にあらば 妹が手まかむ 草枕 旅にこやせる 此の旅人あはれ
大津皇子被死之時磐余池般流成涕御作歌一首
百傳 磐余池尒 鳴鴨乎 今日耳見哉 雲隱去牟
百傳ふ 磐余の池に 鳴く鴨を けふのみ見てや 雲隱りなむ

澤瀉久孝著「万葉集注釈」3より
by mteisi | 2016-04-14 07:54 | 萬葉集


<< 環      荘子218 >>