萬葉集290
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神龜五年戊申大宰帥大伴卿思戀故人歌三首
愛 人之纏而師 敷細之 吾手枕乎 纏人將有哉
うるはしき 人のまきてし しきたへの 吾が手枕を まく人あらめや
 右一首別去る而經數旬作歌
應還 時者成來 京師尒而 誰手本乎可 吾將枕 
歸るべく 時はなりけり 京師にて 誰がたもとをか 吾が枕かむ
在京師 荒有家尒 一宿者 益旅而 可辛苦
京師なる 荒れたる家に ひとりねば 旅にまさりて 苦しかるべし
 右二首臨近向京之時作歌

澤瀉久孝著「万葉集注釈」3より
by mteisi | 2016-04-28 08:09 | 萬葉集


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